「あんきも日記」blog版

どうやらただの雑記ブログのようだ

今週のお題「大発見」

今週のお題「大発見」

 

世の中少し視点を変えるだけで

見えなかったものが見えてくる…

 

自分の視点を変えるってのは

口でいうほど簡単ではなく、

心というか価値観というか、

そういう自分の軸のようなモノを変える必要がある。

 

いやいや、それこそ「簡単に言うな」という話ではあるがw

三十路でロードバイクに

四十路でランニングに

年甲斐もなくハマる。

自転車で往復60kmの道を駆け標高800mの山に登り

ランニングで年間2000km走った。

 

苦行とも言えるこの一連の行為が

私に与えたのは健康的な身体と、

自分と対話するための時間だった。

 

ひたすら走る…走り続けると

やがて耳元の音楽さえも

邪魔に感じるようになる。

自分の呼吸音のみが脳内に響き渡る時間。

この時間に自分との対話が始まる。

それは自分を見つめ直す事による

徹底的な反省。

相手の視点で考えたり、

時には俯瞰(ふかん)してみたり。

もちろんそれで

全てが解決したわけではないが、

新たな気付きは新たな価値観となり、

その後の人生におけるストレスの緩和に

大いに役立ってくれている。

 

その気付きの1つ

 

「他人に甘く自分に甘く」

 

これは、他人にも自分にも

 

何事もまず良い所から見ようということ。

(最初に良い所を見つけておくと後が楽w)

 

何事もまぁ許そうよということ。

(絶対許せない!なんて事はそうそう無いw)

 

他人も自分も良い所を先に見ておけば

ダメな所も愛しく感じてくる。

 

という価値観。ある意味達観。仏のごとくw

 

実際ここに達して私は

職場での人間関係に悩むことが無くなったのだ。

 

ミンサガの光の神エロールの台詞を思い出す

 

わたしは、この世界そのものと、世界に存在するすべてのものを、いとおしく思っているよ。どのような結果も受け入れるだけだ

 

 

心の軸を変えることによって

得たこのルールとも言える価値観は

人間関係だけでなく

物にまで及ぶようになる。

 

 

 

 

私は綿棒は紙軸と決めている。

かれこれ20年以上になる。

安いプラ軸の綿棒は柔らかく、

曲がってしまうため耳の中に力が伝わらず

上手く耳掃除が出来ないのだ。

 

嫁はそんな事気にしないので、

綿棒は切らさないように私が補充している

そう、20年以上だ!

かつて綿棒の紙軸とプラ軸をめぐり

夫婦喧嘩にまで発展したためである。

 

数ヶ月前に

名ばかり管理職に昇進してしまい、

なかなか普段の買い物にも

付き合えなくなってしまっていたのだが、

 

先日洗面所に嫁が買ってきた新しい綿棒が

置いてあった…。

 

 

これ…

 

 

………

 

 

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プラ軸やんけ!!

 

パッケージには某100円ショップのロゴが…

 

 

ひ…

 

百均だと…

 

耳の中でグネグネ曲がるプラ軸綿棒の

かゆいところに手が届かない感に絶望…

こっそり捨てて紙軸と入れ替えようかと

思っているとふと気がついた。

 

このプラ軸綿棒ってひょっとして 、

 

耳の中を傷つけないように

わざと力を逃がす設計になってるんじゃ…

 

人生50年を目前にしての大発見である。

 

 

いやいやいやいや、

そうならそうと商品に書いてあるだろう。

ちゃんと

「耳に優しい綿棒」とか

「耳の中を傷つけない綿棒」とか

書いてあったほうが売れるやろ。

 

 

 

はっ…もしかして気がついたのワイだけ?

 

そう考えると、プラ軸の綿棒もアリかなと思える…

 

 

ワイの心の軸もいつの間にかカチカチの紙軸から

しなやかなプラ軸に変わってたってことや…

 

うん…そうやね